『十三億分の一の男』峯村健司2015-10-18

なにかしら?

なにかしら?


『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』峯村健司(小学館)


10月18日

『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』峯村健司(朝日新聞国際報道部起動特派員)読了。それらが全て習近平が毛沢東以来の完全一極集中権力を握るまでにクーデターや大疑獄を梃子に江沢民と胡錦濤の凄まじい権力争いを利用して描いたシナリオ通りであるのである。




『十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争』峯村健司(小学館)

『暴力の人類史』スティーブン・ピンカー2015-07-20

ひまわり8号の無事の運用開始、おめでとうございます。うちの洗濯物たちもたいへん喜んでおります

ひまわり8号の無事の運用開始、おめでとうございます。うちの洗濯物たちもたいへん喜んでおります


『暴力の人類史』スティーブン・ピンカー(幾島幸子、塩原通緒 訳 青土社)


4月27日

ピンカー『暴力の人類史』を読み始めたが、身体がまだ「暴力は減少している」を受け付けない。


5月3日

『暴力の人類史』はまだ文明化のプロセスの途中なので読み終わるのは来月と思われる。


5月6日

そうそう、ピンカー『暴力の人類史』の魔女狩りあたりでも書いてあった。上巻 p.258-259くらい。魔女狩りは残忍な神の次に来た「説明のつかない死」の説明なのだそうで、自然な死は存在せず、目に見えない原因の死は全て魔術のせいであると。


5月10日

『暴力の人類史』は休憩。


6月6日

ピンカー『暴力の人類史』の、戦争の持久戦ゲームの話題(p.394あたり)がシステム開発のデスゲームのようです。もうおりろよという案件ほど持久戦かます。


6月6日

デスマーチだ。


6月13日

『暴力の人類史』、やっと下巻…。しんどいぞ。そして、アメリカ嫌いはきっと中身を端から信用しないんじゃないかな。統計はとてつもなく冷酷なので、気分だけで熱くなって運動してるひともたまには数字を見るとよいと思う。


6月6日

ピンカー『暴力の人類史』では、ホロコーストと同列で大日本帝国の大量虐殺が数字になって載ってるよ。数字じゃ人間の本性はわからん、というひとは下巻に注目。(私もこれから下巻ですが)


6月17日

ピンカー、結局、菜食主義者なんかな? 「動物の権利」で煽りまくってちょっと落としてみせる。エンターティナーだね。


6月17日

こういう下衆(RT)は関係ないが、日本はなぜ戦後70年間も平和でいられたのか。『暴力の人類史』によれば、あらゆる種類の暴力が戦後とくに顕著に減少している。それは、本当に戦力に対する戦力の抑止が働いたからなのか、それも間違いなくあろうが、日本は安保のおかげで侵略されなかったのか?


6月21日

ピンカー『暴力の人類史』によると、少数民族(たとえば黒人)の女性は人種差別と性差別で二重の危険を負うという一般通念は実は間違いで、少数民族の男性の方が人種差別の危険が大きいそうな。で、何が言いたいかというと、(料理のストレス発散のような)結論ありきの推論は疑わしいよ、ということ。


6月21日

もちろん、料理のストレス発散の話は一種の笑い話と理解してますが。
あと、さっきのピンカーのは『暴力の人類史』(下巻 p.272)。シダニウスとプラットというひとが発見したんだそうですだ。(翻訳は無さそう)


6月24日

ときどき『暴力の人類史』(600ページ超)で、電車の中のバカを殴り飛ばしたくなる。


6月17日

ピンカー、結局、菜食主義者なんかな? 「動物の権利」で煽りまくってちょっと落としてみせる。エンターティナーだね。


7月3日

まだ読んでいる『暴力の人類史』では、歴史の必然と思われる戦争もたとえばナポレオンやスターリンやヒトラーのような「個人」によって引き起こされているとも書かれている。安部首相はその仲間ですよ。たとえ集団的自衛権が理論的には正しくても、安部首相が行うことで安全保障のジレンマに嵌ってる。


7月20日

『暴力の人類史』スティーブン・ピンカー 読了。約三ヶ月かかった。戦争の時代の20世紀そしてテロの時代の21世紀と暴力が増加していると思ってるでしょうが、減ってます。嘘? この三ヶ月でも暴力は減少できたはず。ほら、全米で同性結婚合憲判断、あれで間違いなくLGBT関連暴力は減るはず。


7月20日

「人間は、不思議なことに、七分の一の住人が飢えている街には住みたくないと感じるが、七分の一の住人が飢えている星には平然と住めるのだ」(藤原辰史『食べること考えること』より)

『暴力の人類史』(ピンカー)を読むと、不思議じゃなく、次第に平然とさせなくなってきた人類史が分かります。


7月20日

ピンカーが疑わしいなら、ピーター・シンガーでも可。なんならアダム・スミスでも。




『暴力の人類史』スティーブン・ピンカー(幾島幸子、塩原通緒 訳 青土社)

『ジェノサイドの丘』フィリップ・ゴーレイヴィッチ2011-12-29


『ジェノサイドの丘』フィリップ・ゴーレイヴィッチ(柳下毅一郎 訳 WAVE出版)


12月24日

「ジェノサイドの丘」読んでますが、だんだん呼吸が浅くなってくるのな。


12月24日

やっぱ「キャンバス」あたりで楽しく新年を迎えるべきだった…。


12月24日

(ルワンダ読み終わったら、ヤケクソでカンボジアの積ん読にイッタロカ)


12月25日

「ジェノサイドの丘」 素人の詰将棋のように、行き当たりばったりでも次第に選択肢がなくなって詰んでいく様が、怖い。


12月25日

「ジェノサイドの丘」のおかげで、暗澹たる気分のまま新年を迎えそうな気がする。


12月26日

いま読んでる「ジェノサイドの丘」はどっちかと云われると、これはかなり小説寄り。歴史書や哲学書とかもけっこう微妙。ポピュラーサイエンスものも読んでて面白いしなあ…。! けっきょくみんな読む行為自体が快楽じゃんよ!w


12月27日

(なんでこんなにツイートしてるかというと、「ジェノサイドの丘」をコン詰めて読んでると気が狂いそうになるの。ジェノサイドのあとがさらに凄まじい非現実的な…)


12月29日

「ジェノサイドの丘」フィリップ・ゴーレイヴィッチ (柳下毅一郎訳) " The end " はないし、頭の中でいちいち意識しないと登場する人たちを白人として思い浮かべてしまう僕にはなにも感想を云う資格はない。ただ忘れないように努力する。




『ジェノサイドの丘』フィリップ・ゴーレイヴィッチ(柳下毅一郎 訳 WAVE出版)