『オルフェオ』リチャード・パワーズ2016-06-12

棺桶と桶の獣たち

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『オルフェオ』リチャード・パワーズ(木原 善彦 訳 新潮社)


5月29日

パワーズ『オルフェオ』を、『ジュピター』聴きながらーの『亡き子をしのぶ歌』を二周も回しながらーので46ページまで読んでみたが、とくに音楽そのものとはリンクしないように思うがどうか。どうしてもおっぱい揉みたいのか。


5月29日

で、『オルフェオ』は小説として読むことにします。というわけで、これだけは先に聴いておいた方がよいというクラシックのタイトルを教えていただけたらありがたいのですが。


6月11日

『オルフェオ』、オレ史上最低のパワーズなのであと180ページがつらい。


6月11日

やまがたふうにくさしたくなるひどさ。


6月11日

あるとは思うが、ピーターの不徹底な態度は、ストーナーとは雲泥じゃん。あと、音楽用語並べて音楽を表現するのもここまで繰り返されると胃酸過多。まあ、まだ120ページあるから。


6月12日

『オルフェオ』パワーズ まだ100ページあるが。腰の座らない3つの視点。音楽はそれ自体である、音楽は別の何かを指し示す、言葉で音楽を再現する。エルズ≒パワーズの不徹底な態度。長大な歴史を収めた『バロック協奏曲』の現代音楽版は、無数の微小な細胞の中に不協和音を閉じ込めて出てこない。


6月12日

そもそもパワーズの本領は家族小説にあるってことを自分で分かってんのかな。


6月12日

『オルフェオ』パワーズ 読了。ああ、出てきた出てきた。しかしエルズは「芸術の極北」(訳者解説)なんか端から目指してなかろう。とにかく、邦訳されているもので音楽をテーマにしているパワーズなら『われらが歌う時』一点買い。


2018年10月13日

パワーズの『オルフェオ』でもキッチンで音楽微生物創ってましたなー。記憶を掘り返して昔の感想読み直したが、ひどいディスり方してたw




『オルフェオ』リチャード・パワーズ(木原 善彦 訳 新潮社)

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