『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール ― 2018-05-19

一心同体、メシくれブラザース
『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール(村井 章子 訳 文藝春秋)
5月12日
『帳簿の世界史』も面白いわ。ハードカバーで買おうとしたら置き場所問題で忘れてたから電子書籍で読んでるけど、濃いわー。
5月19日
この際、私もいちおうなんにでも意見を言えるというところで、予算審議でなんで加計問題とかやってるんだ予算を審議しろよ、などというコメントもたまに見かけるが、『帳簿の世界史』を読むと、文字どおり複式簿記に善と悪の借方貸方をつけるのがあの場なんだよね、ということがよくわかる。
5月19日
『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール 読了。帳簿の威力で成功し、その透明性を恐れた権力が衰退する、っていう複式世界史。そもそもマタイが儲けちゃいかんがちゃんと利子を取りなさいとか言うのでキリスト教圏大混乱。あのトマス・アクィナスが公正価格なんていう抜け道を編み出したそうで。楽しい。
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