『ドテラウルス』のざき まいこ2018-04-12

なにか言いたげ

なにか言いたげ


『ドテラウルス 学研おはなし絵本』のざき まいこ(学研プラス)


4月12日

ドテラウルス 学研おはなし絵本 のざき まいこ


4月12日

『ドテラウルス』のざき まいこ 読了。びっくりしたw ページをめくるのが楽しいw タブレットで見てもやさしくてあたたかい色合いだけどやっぱり紙のほうがいいのかしらん。




『ドテラウルス 学研おはなし絵本』のざき まいこ(学研プラス)

『世界イディッシュ短篇選』西 成彦 編訳2018-04-15

ドラマはいいからごはん〜。

ドラマはいいからごはん〜。


『世界イディッシュ短篇選』西 成彦 編訳(岩波書店)


4月9日

ミーハーにSRE本を読んで300ページあたりで「はいはい、Googleさんはえらいよねー」などと毒づき始めたので、ちょっと息抜きで読み始めた『世界イディッシュ短篇選』(岩波文庫・西成彦編訳)がすげー面白いの。


4月15日

『世界イディッシュ短篇選』西成彦編訳(岩波文庫) 読了。私はザルメン・シュニオル『ブレイネ嬢の話』の底意地の悪さとデル・ニステル『塀のそばで(レビュー)』の底の抜けた展開の二篇が抜群だと思う。ジンゲル(シンガー)も旨い。イディッシュ語の全世界へのディアスポラを一冊で体験できるよ。




『世界イディッシュ短篇選』西 成彦 編訳(岩波書店)

『知ってるつもり』スローマン&ファーンバック2018-04-25

イスタンブールの猫さま

イスタンブールの猫さま


『知ってるつもり 無知の科学』スティーブン・スローマン/フィリップ・ファーンバック(土方 奈美 訳 早川書房)


4月16日

『知ってるつもり 無知の科学』(スローマン&ファーンバック)、買ったんどけど、これ、早川書房じゃーん! 早く読まないと電子書籍になっちゃうじゃーん! 悔しいからすぐ読む。


4月22日

『知ってるつもり 無知の科学』を読むと、そういう情報過多がかえってコミュニティをタコツボ化して過激にしてしまうあたりも納得できたりしますだ。


4月24日

まだ読んでる「知ってるつもり 無知の科学」に照らせば、共謀罪反対の時にはその法律の影響についてではなく「言論の自由」という価値観だけの戦いなのでみんな参加できたが、いまの具体的な影響があるところからその原因を遡る因果分析は苦手なの。誰もが「説明深度の錯覚」の虜で知ってるつもりで。


4月24日

ほんとは「内心の自由」かな。その辺もあやふやで反対してたと思う。


4月24日

こちらも、『知ってるつもり 無知の科学』で、個人がすべてを知るわけにはいかないので知らない空白の部分がどこにあるのかをわかっていることが賢いことの条件ということに通じるのであるなあ。


4月25日

『知ってるつもり 無知の科学』スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック 読了

「本書には三つの主題がある。無知、知識の錯覚、そして知識のコミュニティである」(p.276)

無知は文字通り、莫大な情報のほんの一欠片しか個人の中にはないという事実。知識の錯覚は


4月25日

「説明深度の錯覚」とも言われ、ヒトは知ってるつもりで実はほとんど知らない(自転車の絵を書いてみると実感できるよ)というよく知られているほとんど知られていない事実。そして最後の、知識のコミュニティがこの本の最大の主張で、知識は個人の中には無く、他人や本やハードディスクや


4月25日

インターネットや物語などの中にあり、これらと自分の中の知識とを区別できない故に「説明深度の錯覚」におちるという観察を武器に、だったらこれらのインターフェイスツールを使って「各人が何かの専門家の知識のコミュニティ」を形成してうまく働けるようにすることこそ、


4月25日

知性の進歩ではないのか、というちょっとコミュニティに向かない私には辛い結論なのだが、よく分かるのです。

そんな人間社会を生きる個人として「何がわかっていて何がわかっていないか」を分かっておくということを、単純に「ああ、無知の知ね」なんて片付けず(これも説明深度の錯覚)、


4月25日

「データの所在地を示す「ポインタ(位置情報)」や、あとから数字や記号を入れるべき「プレースホルダ(空欄)」がたくさん含まれているはず」(p.140)の自分の中の知識(の無さ)を整理整頓して、コミュニティの知性と連動して、美味い汁を吸いたい、もとい、柔らかく備えておきたいのでした。


4月26日

てなふうに『無知の科学』で自分がまったく知識を持っていないから他人との協力によって正しい判断をしよう、と思っておっても、他に行くところがなくてセキュリティ内部監査をやってるジジイ部長の勉強に、毎週当たり前のように2時間も付き合わされたらブチ切れますが、私がおかしいのでしょうか。


4月26日

この解説だけだと「知ってるつもり」なのが完全な悪のようですが、知ってることと知らないが調べればわかるはずと知ってることと何を調べればわかるかも知らないことを明確にしていくことで「知ること」が「個人が知っていること」を超えていると肯定的に論じている本ですだ。 https://twitter.com/Hayakawashobo/status/999773284559413248




『知ってるつもり 無知の科学』スティーブン・スローマン/フィリップ・ファーンバック(土方 奈美 訳 早川書房)

『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』2018-04-26

無垢の博物館へ行きました

無垢の博物館へ行きました


『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング――Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム』澤田 武男、関根 達夫、細川 一茂、矢吹 大輔 監訳、Sky株式会社 玉川 竜司 訳(オライリー・ジャパン)


4月9日

ミーハーにSRE本を読んで300ページあたりで「はいはい、Googleさんはえらいよねー」などと毒づき始めたので、ちょっと息抜きで読み始めた『世界イディッシュ短篇選』(岩波文庫・西成彦編訳)がすげー面白いの。


4月26日

その後、『自動化 不都合な真実』経由で、SREとかいろいろ知ったので、早く勉強しとけばよかったなあ、と思って、まだSRE本を読んでいるw


4月26日

自動化をレゴブロックにするのは、客システム商売で社内システム並みに手順書をメンテし続けるのはナンセンスだし、ある程度の個別要望にも応えて捨ててもいい(資産化しない)コードを作りながら、効率と保守とついでに競争力を両立させる工夫なのだが、目的と手段がまた入れ替わる。


4月29日

『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング Googleさまの信頼性を支えるエンジニアリングチーム』読んだ。

これ言うと身元がバレるのだが、某弊社の「○のDNA」とか「ご○全に」文化に凝り固まっている中間管理職が抵抗勢力なんだよなー。やってることの総質量はたぶん負けてないから悔しい。


5月2日

グーグルさまも、SRE本の31章で、関係者全体で問題管理やらの定期ミーティングを週に一度、30分から1時間でやるのが限界と言うとる。
2時間の週次報告会をいろんなカテゴリで何度もやるなんて正気の沙汰じゃない。<.p>


5月2日

ちなみに、インスタントメッセージやメールで済ませろとか、グーグルさまは言うとらんのよ。世界中のメンツとテレビ会議ではなく「対面で」定期的に打ち合わせないと信頼感は育たないと言うとる。<.p>


5月2日

それでも、週1時間の会議で処理できないほど多くの問題があるとしたら、それはスコープが広すぎるか、細かい問題の決定権を上手く移譲できてないからってことね。<.p>




『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング――Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム』澤田 武男、関根 達夫、細川 一茂、矢吹 大輔 監訳、Sky株式会社 玉川 竜司 訳(オライリー・ジャパン)