『行動経済学の逆襲』リチャード・セイラー ― 2018-06-18
ごはんへの希望と失望と
『行動経済学の逆襲』リチャード・セイラー(遠藤 真美 訳 早川書房)
6月13日
いまさらながらセイラーせんせーの『行動経済学の逆襲』を読んでいるんだけど、半分まできてもぜんぜん新しいものを読んでる気がしない。まあ、まだ、エイモスせんせーもご存命だから。って、お前ら、おんなじ実験の使い回しで本を乱造すんじゃねーよ、と思ったひとはいないのかのお。
6月15日
『行動経済学の逆襲』、延々とファイナンスのアノマリーの話が続いて飽きてきた。自分のお金は好きだがお金という概念は嫌い。
6月18日
『行動経済学の逆襲』セイラー 読了。逆襲じゃなくて完勝になってるけど。ナッジの選択肢の網羅性は誰が担保すんのかとか、感想は後日。
6月20日
例えば、憲法改正が国民投票で投票行為をわりと簡単にある方向に誘導できるナッジ。倫理性のない悪意で大衆はいくらでも操作できるナッジ。リバタリアン・パターナリズムは「良い方向に誘導する」のではなく、良い方向も悪い方向も網羅し全てさらして理性を働かせるように誘導するのがいいナッジ。
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