『グルブ消息不明』エドゥアルド・メンドサ ― 2015-09-01
よくわからない遊び
『グルブ消息不明』エドゥアルド・メンドサ (柳原孝敦 訳 東宣出版)
9月1日
『グルブ消息不明』エドゥアルド・メンドサ 読了。映像化が不可能な狂気で『虚航船団』第一章。家人は『銀河ヒッチハイクガイド』と同じ箱。でも「人体は進化のしかたの運が悪かったのだ」など痛烈な批評眼の名無しの宇宙人、バルセローナでグルブを探す、というか飲んだくれる。グルブはグルブで…w
9月1日
これ、メンドサおじさんも、思いついた順に書き連ねただけだって言ってはる。普通、作家自身のそういう発言は嘘と相場が決まってるけど、これはぜったいに書き捨てていったからこそ出来た傑作。見てる間は面白いけど、辻褄合わせて思い出すとさめる夢のような小説。
9月1日
辻褄合わせているうちに消えていくバルセローナ。
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