『ヨーロッパ文学とラテン中世』クルツィウス ― 2016-02-09
今日のこたつ猫
『ヨーロッパ文学とラテン中世』エルンスト・ローベルト・クルツィウス
(南大路振一、岸本通夫、中村善也 訳 みすず書房)
2月9日
クルツィウス『ヨーロッパ文学とラテン中世』pp.583
注を巻末におくという現代の習慣は一つの悪習である。Bonamy Dobrée …〔われわれは、手頃に充実していて、けっして膨大にはならぬ注が、あるべき場所、つまりページの下部におかれていることに、謝意を表するものである〕
2月9日
ちなみに、この部分は章末の注です。
2月16日
えー! クルツィウス『ヨーロッパ文学とラテン中世』があと90ページなんだけど、次にはピッタリこれを読めと、そうおっしゃるのですな。 // アンソニー・グラフトン『テクストの擁護者たち 近代ヨーロッパにおける人文学の誕生』勁草書房 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b201463.hml…
2月24日
『ヨーロッパ文学とラテン中世』E.R.クルツィウス 読了。手元に置いておきたいなー(図書館で借りたの)。ことヨーロッパ文学では「文学は何を書いてもいい」「作家は人格破綻者」などという世迷い言はつい最近のことで、さまざまな表現の決まり事(トポス)によって連続性が保たれていたのだ。
2月24日
とは言え、クルツィウスさん、ダンテかせいぜいゲーテまでで連続性も断たれたと思っているらしく、「模倣」から「創造」に舵が大きくとられたと。どうなのか。2千数百年のうちのほんの200年で本質が変わるとは思えんのだが。それとも衰退の原因がそれなのかしら。
2月24日
しかし、人間、歳を喰うと古典に帰るというのは本当なのかの。わしが『アエネーイス』を読んで興奮する日が来るとは思わなかったわいな。
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