『闇の奥』コンラッド ― 2017-03-04
おかえり
『闇の奥』コンラッド (黒原 敏行 訳 光文社)
3月4日
『闇の奥』コンラッド 黒原敏行訳 読了。なんかひっかかるのは改行の多さくらいかなあ。それ以外は訳者あとがきであんなに言い訳しなくてもいいのに。古典新訳文庫には概ね懐疑的なんですけどね。でもこれは好きだ。三時間では読めないけど。
『闇の奥』コンラッド (黒原 敏行 訳 光文社)
『ロード・ジム』ジョゼフ・コンラッド ― 2017-03-20
つめ切りガボさん
『ロード・ジム』ジョゼフ・コンラッド(柴田元幸 訳 河出書房新社)
3月7日
柴田元幸訳の「ロード・ジム」が超読みやすくて面白いんだけど、もともとがあやふやな部分をどんな魔法であんなにしたのか。つか、もしかしたら翻訳やりすぎているのか。(むかし読んだ印象だけなんですけど)
あとがき解説になんか書かれてると思うので楽しみ。
3月10日
『ロード・ジム』はまさにそんな統制された条件を作れない曖昧模糊とした名誉の問題を、文学という思考実験で再現しようとした科学と言ってもいいかどうかはまだ半分なので分からない。(大昔の記憶は曖昧模糊)
3月20日
『ロード・ジム』コンラッド(柴田元幸訳) 読了。面白かったー! 後半は柴田先生でも曖昧さ爆発。英語は母語じゃないし。前半はお馴染みマーロウが語り手なんだけど、後になるほど、ジム>部下>敵役>マーロウ>コンラッドみたいな深い聞き書きでジムを曖昧にしてしまうモダンな小説。かっこいい
『ローマのテラス』パスカル・キニャール ― 2017-03-25
たいへんです。キニャール、うちにはこれしか見当たりません。キニャール飢饉です。
『ローマのテラス』パスカル・キニャール(高橋 啓 訳 青土社)
3月20日
たいへんです。キニャール、うちにはこれしか見当たりません。キニャール飢饉です。。
3月25日
『ローマのテラス』パスカル・キニャール(高橋啓訳)読了。エロ・トランプの描写満載ですが、こっちは芸術家小説でエロを生のまま書いても詩的になるなんてずるい。
『実験する小説たち』木原善彦 ― 2017-03-27
はい、恒例、屈辱ゲーム。ここで紹介されている中で積ん読本を(ざっと)晒します。これに勝てる者あらば名乗り出よw
『実験する小説たち 物語るとは別の仕方で』木原善彦(彩流社)
2月13日
『実験する小説たち』→家人→レナータ・アドラー『スピードボート』→おれ、という流れで読んでますが、以下で連投する一節ほど「政治的であること」を鮮やかに表現した文章を私は知らない。(私が知らないだけですが)
3月27日
『実験する小説たち 物語るとは別の仕方で』木原善彦 読了。 はい、恒例、屈辱ゲーム。ここで紹介されている中で積ん読本を(ざっと)晒します。これに勝てる者あらば名乗り出よw
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