『1941年。パリの尋ね人』パトリック・モディアノ2014-11-24

年賀状用の画像を探してたらみつかった一枚。不採用だが

年賀状用の画像を探してたらみつかった一枚。不採用だが


『1941年。パリの尋ね人』パトリック・モディアノ (白井成雄 訳 作品社)


11月24日

『1941年。パリの尋ね人』パトリック・モディアノ 読了。 小説じゃないことは知っていたが、ぼくの心を動かす小説とツボが同じ。後半の畳みかけるような、ユダヤ人逮捕に関する単なるお役所記録や収容所からの混乱した手紙の列記には、目を通すのも苦しい。モディアノの筆致は冷酷に近い。→


11月24日

→失われた記憶や記録を、安易な想像で埋めたくないし知りもしない人々の内面を綴りたくもない。でも、死者は話してくれなくとも、話してくれない死者がいることは忘れてはならないのではないか、などと、1940年代、1960年代、1990年代のパリの同じ場所をとぼとぼと巡るモディアノ。


11月24日

なんやら鬱陶しい感じの感想文で申し訳ない。地図はありがたいが、訳注や解説は読まなかったです。(この本文に対しては雑音に近い)




『1941年。パリの尋ね人』パトリック・モディアノ (白井成雄 訳 作品社)

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