『文学会議』セサル・アイラ ― 2015-12-29
こたつショット その二
『文学会議』セサル・アイラ(柳原孝敦 訳 新潮社)
12月29日
『文学会議』セサル・アイラ読了。面白い。併録の『試練』の方は途中のジリジリする会話がいい。表題作は一向に何が始まっているのか分からない流行りの言葉で言えばパラフィクション。でもそこにはマクートの糸の隠喩にはじまる神経科学 的な「意識」の問題が凄い速度で展開するスラップスティック。
12月29日
フエンテスが「2020年にはセサル・アイラがノーベル文学賞を受賞」と予言したらしいけど、これにやれるほどの度胸が審査員にはあるのだろうか?
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