『世界のすべての朝は』パスカル・キニャール2017-04-30

今日のつめ切り

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『世界のすべての朝は』パスカル・キニャール(高橋 啓 訳 伽鹿舎)


4月30日

『世界のすべての朝は』パスカル・キニャール(高橋啓『めぐり逢う朝』改題再訳 伽鹿舎)読了。この歳で読み直すと、娘達が音楽の天分を失うことに絶望しつつ、遺伝子(音楽)を誰かに渡そうとする老音楽家の物語として読める。というか行間を無理にでも埋めないと彼の魅力的な言動は分からない。


4月30日

言葉では表せないことを音楽で表現する音楽家の内心を言葉で表そうとしているわけなので、それはもう分からなくても当然だと思うが、面白いことこの上ないことだけは分かる。


7月2日

#2017年上半期の本ベスト約10冊 ①

『台湾海峡一九四九』龍鷹台
『物が落ちる音』フアン・ガブリエル・バスケス
『イエスの幼子時代』J.M.クッツェー
『生成不純文学』木下古栗
『ノストローモ』コンラッド
『世界のすべての朝は』パスカル・キニャール




『『世界のすべての朝は』パスカル・キニャール(高橋 啓 訳 伽鹿舎)

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