『ヘンリー五世』シェイクスピア ― 2017-07-14
浦沢直樹が描くような、鼻に影がつくようになりました
『ヘンリー五世』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
7月14日
『ヘンリー五世』シェイクスピア 読了。三つ子の魂百まで。悪は悪よ。「臣下一人一人のつくすべき義務は王様のものだが、臣下一人一人の魂は自分のものだ」(第四幕第一場)と、臣下が王様のために死ぬのは義務だが王様のために死ぬのは自由意志だ、などとパラドクスな倫理を展開する現代的な王様。
『ヘンリー四世』シェイクスピア ― 2017-07-05
さあ、神もご覧あれ、プロジェクトマネージャーもご覧あれ! (「ヘンリー四世 第二部 第一幕第三場」)
『ヘンリー四世』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
7月1日
『ヘンリー四世』なんでこんなに延々と王子とその悪友どもの漫才が続くのか…。これが大仕掛けの伏線でなかったら壁に投げつけるぞ。
7月5日
『ヘンリー四世 第一部・第二部』シェイクスピア 読了。ハル王子(ヘンリー五世)の狼藉ぶりは、四世の因果応報と解釈するとして、放蕩仲間サー・ジョン・フォールスタッフの喜劇的無法者が同居してるのは何なのか。歴史的人物の俗物ぶりを満喫する悲劇的喜劇というカーニヴァル。壁に投げはしない。
7月5日
フォールスタッフを説得力豊かに演じる変な役者なんていまどきいるのか。
『ジョン王』シェイクスピア ― 2017-06-08
今日の多角的アンモニャイト
『ジョン王』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
6月8日
『ジョン王』シェイクスピア 読了。解説によれば批評的には無視か不評らしいですが、認知的不協和の嵐に後知恵バイアスやポジョントークの品評会で怒涛のシリアス・コメディ・歴史劇。主役不在で皆さんの打つ手打つ手が全て裏目の大乱戦…。あ、これはいま話題の応仁の乱のイギリス版かも。
7月2日
#2017年上半期の本ベスト約10冊 ②
『部屋をめぐる旅』グザヴィエ・ド・メーストル
『図書館の魔女 烏の伝言』高田大介
『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』マシュー・サイド
『ジョン王』シェイクスピア
『思考の技法 直観ポンプと77の思考術』デネット
7月2日
シェイクスピアはロザリー・L・コリー『シェイクスピアの生ける芸術』を読むために通読中で、80年代の評価最低の『ジョン王』が一番面白い。『ロミオとジュリエット』はやっぱり気に喰わない。『部屋をめぐる旅』は家人が文学フリーマーケットで購入して来た私家版でワンルームを旅する大傑作。
『ロミオとジュリエット』シェイクスピア ― 2017-06-04
今日の多角的アンモニャイト
『ロミオとジュリエット』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
6月4日
『ロミオとジュリエット』シェイクスピア 読了。たぶん何回読んでも好きになれない芝居の筆頭。仲最悪の家どうしだからって14歳とかにすぐ結婚さす神父おるか? 時間の圧縮の典型なんだろうけど、短慮の極限のアホばっかりでみんなさっさとくたばりゃいいじゃん、とか思う我に神のお許しを。
『恋の骨折り損』シェイクスピア ― 2017-06-01
谷中の猫
『恋の骨折り損』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
6月1日
『恋の骨折り損』シェイクスピア(小田島雄志訳)読了。
多彩な登場人物で織りなし恋模様
多才な妄想見物でダメだし酔いも酔う
ダサい洒落ならおやじだが
ダザイ洒落ならおさむだが
だれもかれもが田舎者
どこもかしこも道化者
何人役者が出てきても
三人役者で出来るかも
『リチャード二世』シェイクスピア ― 2017-05-13
今日の花道
『リチャード二世』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
5月13日
『リチャード二世』シェイクスピア(小田島雄志訳)読了。薔薇戦争の前の発端のヘンリー三世、あれ、四世? あ、四世に王位簒奪される、前半は腹黒くて後半は妙にダメダメになるおかしなリチャード二世。お話としては平坦だけど、なんかエピクラフに使いたくなるような表現満載の、歴史物語詩ですね。
5月13日
しまった、真面目な感想書いちゃった。
『夏の夜の夢』シェイクスピア ― 2017-05-10
パッキング上手なゴブさん
『夏の夜の夢』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
5月10日
『夏の夜の夢』シェイクスピア(小田島雄志訳)読了。 翻訳にも本厄があり、文体が分隊を組んで ウィリアム翁が畳みかける詩的な素敵、不敵な無敵 蛾の羽根だけが無視される虫の妖精よ ダッタン人の矢のごとく頭にめぐるはガラスの仮面 ああ、おじさまおばさまのパックと言えばマヤなのよ。
『タイタス・アンドロニカス』シェイクスピア ― 2017-05-09
『ヘンリー六世 第一、二、三部』『リチャード三世』シェイクスピア ― 2017-05-07
シェイクスピアは『百年の孤独』を先取りしておったのね。
『ヘンリー六世 第一、二、三部』『リチャード三世』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
5月7日
古典を読み始めたのは再発見でもあるし、下り坂の始まりでもあるのだろうな。
5月7日
『リチャード三世』あたりになると、誰が生きていて死んだのは誰かがわからなくなってくる。
5月7日
ウソだよん。登場人物の皆さんが要所要所で詩的にあらすじの整理をしてくれる親切設計。
5月7日
『ヘンリー六世 第一、二、三部』『リチャード三世』シェイクスピア(小田島雄志訳)読了。
要約
神よ、ご照覧あれ、神に誓って、うぬ、裏切ったな、お前が先に我が名誉を踏みにじった、ああ、私ほどの悲しみに苛まれた者が、うぬ、裏切ったな、神よ、ご照覧あれ、リッチモンド伯テューダー見参。
『じゃじゃ馬ならし』シェイクスピア ― 2017-04-29
まるい猫
『じゃじゃ馬ならし』シェイクスピア(小田島 雄志 訳 白水社)
4月29日
『じゃじゃ馬ならし』シェイクスピア(小田島雄志訳)読了。序幕のスライに本幕で口を出させうまく絡ませて、他の台詞を一切変えずキャタリーナの変心に現代性をもたせるのが面白そうだが。最近流行りの古典にゾンビを出させる的な。
最近のコメント