『功利主義入門 はじめての倫理学』児玉聡 ― 2012-08-16
すっかり家になれました
『功利主義入門 はじめての倫理学』児玉聡(筑摩書房新書)
8月15日
功利主義入門ちゅのを読んでると、ボーヴォワールの「幸福? 私は尊厳について話しているのです」っつー言葉を思い出すのさ。
8月16日
児玉聡「功利主義入門 はじめての倫理学」読了。わかりやすくて頭よくなった気がするわ。で、幸福も快楽も苦痛も測れず比較もできないのに、功利主義は最も合理的な生き方を考えぬくという、まるでハンター試験をやり続ける人生でしんどいな、と思った。
8月16日
でも、5人のマヌケを救けるためにデブッチョを線路に突き落として殺してもいいかって譬え話は飽きたし、個人的には「ハリーポッター」の作者が火事で焼け死んでも痛くも痒くもないし、いくら功利主義の「公平性」を推し進めた結果でもピーター・シンガーはやり過ぎだとぼくの経験的直感が云っている。
9月13日
本棚の「功利主義入門」を家人は「功夫主義入門」と読み間違えて、どんだけ武闘派と思ったらしい。
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