『構造的転換期にある図書館』日本図書館研究会編集委員会編2014-05-14


『構造的転換期にある図書館』日本図書館研究会編集委員会編(日本図書館研究会)


5月11日

「構造的転換期にある図書館」の中の永田治樹「図書館評価の枠組みと課題」で利用者を含めたいろんな図書館関係者の【図書館の有効性に関する選好調査】の結果を載っけてるが、学部学生が【副本の提供】を最上位にしていたり、もしかして単にアンケートしただけ? 選好ではなく【不満】調査じゃない?


5月11日

副本→複本 


5月11日

と思ったら、後半ではけっこう【顧客満足度調査】への不信や、わりと簡単に計量できる図書館の産出よりも、産出の結果もたらされた計測しづらい成果(利用者の内面をどう変えたか等)を重視した評価を訴えておりました。分かりづらい!


5月11日

今の肝はここだと思うのよ。いろんな図書館が出来て、じゃあその成果はいったい何で測るのか? いっぱい人が集まればいいのなら武雄図書館圧勝。誰にでも分かるようなものにできない「人間の内面」に関わる部分に成果があると言い張るだけじゃ負ける。がんばれ!


5月11日

小形亮「非正規職員化する図書館」// しかし今流動性の状況の中で,専門性は白日の下に引き出されざるを得なくなっている。しかも万人に分かる形で。(…)図書館の奥深く護られてきた専門性は,「流動する図書館員」にも受け継がれなければならないのである。//


5月11日

小形亮の引用「(…)」部分は「まがりなりにも」。さらに、委託などでマニュアルに従って「マクドナルド化」している専門性について、「そういった図書館でも市民から、大きな不満が出されるということは少ない。図書館員の専門性はどこに必要とされているのであろうか」と、


5月11日

おんなじことを仰ってますが、やっぱりその疑問に回答は書かれていないのでした…。


5月11日

もしかしたら図書館関係者以外で読まれる方もいらっしゃるかも。これ。 http://www.asahi-net.or.jp/~wh9t-td/chuub.pdf…


5月11日

あ、わたしも図書館関係者以外ですだ。


5月14日

「構造的転換期にある図書館―その法制度と政策」日本図書館研究会 読了。90年代後半からこっち、なんとも…。




『構造的転換期にある図書館』日本図書館研究会編集委員会編(日本図書館研究会)

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