『アメリカ大陸のナチ文学』ロベルト・ボラーニョ2017-08-31

八重洲ブックセンターへ行きました

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『アメリカ大陸のナチ文学』ロベルト・ボラーニョ(野谷 文昭 訳 白水社)


8月28日

さっさと帰って『アメリカ大陸のナチ文学』を読みたい。


8月31日

ロベルト・ボラーニョ(1953年サンティアゴ生まれ〜2003年バルセロナ没)

『アメリカ大陸のナチ文学』のカバー裏には、おそらくマックス・ミルバレー、またの名をマックス・カシミール、マックス・フォン・ハウプトマン、マックス・ル・グール、ジャック・アルティボニートの最も名高い


8月31日

異名であるロベルト・ボラーニョの痩せて煙草をくわえた眼鏡の男の写真が添えてある。この本は、アメリカ大陸の架空の右翼系作家列伝として書かれているが、真ん中に、うっかりと自伝を紛れ込ませている。もちろん全てを剽窃してきた作家の自伝であるから、ここに書かれていることは、ボラーニョという


8月31日

異名のひとりが書いたアメリカ大陸の架空の右翼系作家列伝『アメリカ大陸のナチ文学』という作品の中の、ペソアに比される架空の異名作家マックス・ミルバレー、またの名をマックス・カシミール、マックス・フォン・ハウプトマン、マックス・ル・グール、ジャック・アルティボニートの伝承として


8月31日

ごく短く書かれているだけだ。しかし、本当にそうだろうか? ボカのフーリガン作家スキアッフィーノ兄弟も彼らの異名ではないのか。自らを「男の体のなかにいる女」と称したグスタボ・ボルダの声は、女性作家たちもまた彼らの異名だと教えてはいないか。そうだ、みんなみんな、ボラーニョなんだ、


8月31日

友達なんだあ〜♪


8月31日

(なんで落とさないと気がすまないのだろう…)




『アメリカ大陸のナチ文学』ロベルト・ボラーニョ(野谷 文昭 訳 白水社)